北京の暮らしかた   
 
 
 
     食べ物   

       食べ物は避けて通れない・・・。 

中国人の食文化については有名です。ご存知の通り、4つ足のものはテーブル以外全て食べる・・飛ぶものは飛行機以外すべて食べる・・・そんな国民ですから。
一般的に私たち外国人が行くのは三里屯と言われる外国人御用達のオープンカフェが立ち並ぶ欧米系の場所か、もしくは一流ホテルのレストランになります。別に、お金持ちだからではなく、安心して食べられる&中国語を使わなくても食事ができる・・・こういう点からこの辺が選ばれるのでしょう。まあ、中国の物価は大変安いので、”いちりゅー”レストランで夕食をとっても日本のファミリーレストラン並みのお値段ですので、わかっていただけます?
まあ・・わたしのような雑食性の生き物は現地の人々が利用する王府井の屋台(平均5元(80円))からでも、その辺の中華料理屋さんの8元(130円)のお弁当でもなんでもOKなんですけど。。。。
胃腸の弱い方は避けた方がよいとのことです。
でも、栽培を化学物質に頼ってない分(文字どおり有機農法です)、素材は大変おいしく、野菜・アイスクリーム・ヨーグルト・中国菓子・・などその辺の通りで売ってるものは何でも感動します。
中国赴任の長いHさんは、屋台でパクつく私を見て・・「ここで食べてる日本人を見たの初めてです・・・。」
と誉めて??くれました!・・・・・・。
一歩メイン通りから外れて庶民の街へはいると、いたるところに自由市場があります。ありとあらゆるもの(生活雑貨から食材まで)が大量にうられてます。
その一部がこの写真です。ヘビやうさぎ・猫・犬・・みんな生きたまま売られてます。もちろんペット用ではありません・・・。あと数年すると・・私もこれらの材料を使って中華料理をするようになるんでしょうか???
 
   
その辺で売ってる食材 
 
     北京ダック
 

    天国と地獄  

北京ダックといえば、一番有名なのが”全聚徳”というお店です。支店もたくさんあります。横浜の中華街で何万円も払って食べるあの薄いものとは大違いでそれはそれは厚いパリパリの皮がとてもおいしいんです。お値段は一羽が約2千円です。私でも皆様にごちそうしてあげられます!
おいしいねーなどと悦に入って食事をしていると・・・
アワビのスープの中にも・・・丸まった・・・あひるの舌が入ってます・・ゲッ!
たくさんのお料理が円卓に並んでいますが、みんなが箸をつけないものがあります。一見、ワタリガニの唐揚げのように見受けられますが・・・これは何でしょう?
「特別なお客様にしかお出ししないんですよ・・」なんてお食事に誘ってくださったホストの口車に載ってしまったら大変・・・・。
後に判明したことですが、それはあひるの頭の縦割りローストでした・・・。
 
 
 
    交通事故  
 
中国は大きな国です。道路も半端な広さではありません。マンションから向いにあるスーパーまで行くのに、10車線ほどの通りを渡らなければなりません。ここに信号機が付いていれば何のためらいもないのですが、歩行者用の横断歩道だの、信号機だのというものはこの国に存在しません。
歩行者は、スピードをゆるめずに走行するたくさんの車をタイミングを計りながら横断しなければなりません・・・。
当然、交通事故も悲惨です・・。ちょうど交通安全週間がありました。あちらこちらで事故に気をつけるようキャンペーン・ポスターが張られています。
交通事故の現場写真がたくさん掲載されてます。ぼかしなど当然入ってません。これだけ悲惨な写真を掲げながら、信号機を設置するという対策を講じない国はどういう神経をしてるんでしょう・・・。
冗談がすぎると思いませんか?
 
  交通事故には気をつけましょう! なんて白々しいポスターです。